茶道の一種である「径山寺点茶」とは、京都府情報教育センターで紹介されている、自然に囲まれた山寺でのお茶の点て方のことです。

径山寺は、京都市左京区にある天台宗の寺院で、鞍馬山の西北麓に位置しています。境内には紫式部や瀬戸内寂聴の詠んだ歌碑があり、四季折々の美しい自然が広がっています。

この寺で行われる点茶は、お客さんが寺の庭園を散策した後に、茶室で点てた抹茶をいただくというものです。点てる速さやお茶の出し方は自由で、自己流で楽しむことができます。また、お茶だけでなく、季節限定の和菓子や団子なども提供されています。

径山寺点茶は、静かな寺での贅沢なひとときを過ごすことができ、自然と触れ合いながら、京都ならではの味わい深いお茶を楽しめます。